2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

そして時間はぼくなんかよりはずっと忠実に、ずっと的確に、その職務をこなしている。なにしろ時間は、時間というものが発生したときから(いったいいつなのだろう?)、いっときも休むことなく前に進みつづけてきたのだから。

村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋、2007、p.164)それにしても、この題名はなんなんだ。『走ること』や『走ることについて』ではいけないのか。『走ることについて語るとき』で十分でしょ(ちょっと違うか)。そういや、長い題…