「感情のある部品でしょうね」

テレビ朝日 報道ステーション

自分たちが「使い捨ての部品」になっていると、ある派遣社員が語っていた。まだ30代の彼が、本当に自分をそう評価せざるを得ないのだとしたら、やりきれない社会になってしまったというほかない。

新聞の折り込みには求人広告も多いし、実際、ただ街を歩いていている分にはこういう状況は見えてこないのだけれど、貧困が映画のテーマとなり得た昔とはまったく違った形で、不公平感が浸透しているのかもしれない。

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