一〇歳の時好きだったことは、今も好き。

だから娘たちにも、一〇歳になるまでに
たくさんの「興味の芽」を植えておきたい。
最後は好きなことが、自分を助けてくれる。
行正り香
『やさしさグルグル』(文化出版局、2008年、p.41)

最近は「世界は悪意に満ちている」と、斜めに構えてばっかりの私だから、サッチモの「What a wonderful world」を締めくくりにもってくるようなこういった本は、もっと読むべきなんだろう(無理。これも自分で選んだ本じゃないんで)。

「最後は好きなことが、自分を助けてくれる」って? すぐ、それはそうだった人の言葉でしょ、とか言っちゃうし。でも、だったらいいよね。それはそう。

081203-218