寄生虫の中には、終宿主が餌にする生物の体内で幼生期を過ごし、食べられるのを待つものが少なくない。ミンククジラはオキアミ、魚類、イカ類を食べることによって、おびただしい数の寄生虫の終宿主となっている。

国立科学博物館内にあった説明プレートから

ミンククジラの小腸が展示してあり、この中にミミズのような寄生虫が、それこそ数えきれないいるのだ。そもそもこのミンククジラの小腸というのが28メートル(あてにならない私の目測による)もあって、もうそれだけでびっくりなんだけど、ちょっと先には牛の小腸も貼り付けてあって、当然ミンククジラと比べたら細いのだけど長さはいい勝負(こちらの方が長い?)なのである。

国立科学博物館自体の変貌ぶりにも驚いた。って40年も経っちゃあ、変わっていないものを探す方が難しいんだろうけど。

大人600円(高校生までは無料)でけっこう遊べます。デートにもいいと思う。普段目にしない展示物に対する反応で、将来の伴侶の人格(物知り度も)判断をするというのはどうでっしゃろ。

終宿主(しゅうしゅくしゅ、英:definitive host)とは寄生虫の生活環において有性生殖が行われる宿主。(Wikipedia

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