2008-12-14から1日間の記事一覧

「そろそろ帰ったほうがいいんじゃないか」

「私と手をつないで図書室の中を歩いてくれませんか」 二人の台詞がほぼ同時に重なった。 島本理生『一千一秒の日々』(マガジンハウス、2005年、p.213)言葉が重なってしまうことはよくある。けど、ぶつかった途端、そこで口を噤んでしまうと思うのだ。だか…