2009-11-24から1日間の記事一覧

米原万里『打ちのめされるようなすごい本』(文藝春秋、2006年)

昨年五月二十五日に五十六歳で亡くなったロシア語通訳者でもあった米原万里の書評集で、週刊文春での書評が、3/5ほどを占めている。仕事の関係もあってロシア関連の、多分硬質のノンフィクションが多いはずだが、まったく退屈することがなかった。この書評集…