今年六月に父が永眠いたしましたため

新年のご挨拶を申し上げるべきところ
喪中につきご遠慮させていただきます

今年もはや、年賀状を用意する時期(商売的に。私自身はたいてい年明けに書くことが多い)となった。ということは喪中葉書の時期でもある。

引用は、H社という紙製品会社の喪中葉書の見本帳にある定型文の1つだが、今年もらった見本帳にもまだこれが載っていた。H社と取引するようになってそろそろ10年くらいにはなると思うのだが、それ以来毎年、これを見る度に、落ち着かない気分になる。

そもそも私は喪中葉書というやつが嫌いで、出したことがない。こんな文章のは論外にしても、「ご挨拶をご遠慮申し上げ」ちゃっといて(社会的常識もないので、こういう文も嫌いなのだ)、自分はくどくどと挨拶してるのが多いんだもの。いや、もちろんお目出度い挨拶はせんでくれってことなんだろうけど。

というかさー、いいじゃん。おめでとー、で。年も明けることだし。11月や12月のことだと、そう単純ではないかもしれないが、でも喪中葉書なんて、対外的なものなんだから。

081121-206