環境問題の論客、中西準子さんがホームページで、いまの北京の大気汚染よりも64年の東京五輪の時の方がひどかったのではないか、と書いている。

朝日新聞2008年8月15日夕刊、15面 伊藤智章「北京と東京、五輪の空」(窓 論説委員室から)

中西さんは「空気が悪くてせきこんだり、汚れた川に近づけなかった」らしいが、記者には「澄んだ青空の開会式に代表され、輝ける成功体験の印象が強」かったようだ。私の記憶も伊藤智章記者と同じだ。自衛隊ジェット機が五輪のマークを描いた東京の空は青く、中1の私は、オリンピックにただただ浮かれていた。

が、よくよく思い出してみると、東京高速道路(銀座ナインや西銀座デパートの上の道路)が出来たのは、その頃か少し前(?)で、埋め立てられる前の汐留川はひどいどぶ川だった。実際の記憶は薄れてしまっていて、その光景となるとはっきりとは浮かんでこないのだが、「臭かったが、昔ここで泳いだ」と父が言うのを聞いてびっくりしたのは覚えているから、その頃は相当汚れていたはずだ。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak431_435.html#zakkan434
記事の出どことなったと思われるホームページアドレス(中西準子のホームページ)。

080819-112