2008-08-27 十代の頃、好きだった女の子が部活で骨折をしたときに、カルシウムを摂取して早く治りますように、的な意味を込めて、ビスコをプレゼントしたことがある。そのセンスはなかなかのものだったのではないかと、今でもひそかに思っているし、あれは忘れられない贈り物であるけれども、ところでこのエッセイのお題の意味するところが、あげた贈り物のことについてではなくて、もらった贈り物について書けということだというのは、承知しています。 お ポンツーン(幻冬舎)2008年8月号 No.119、p.90 岡田利規「忘れられない贈り物 辞書と献辞」ナニこの文、と投げ出すほどには長くなく(たった2ページ)、だからか、また最初に戻って、で、計5回は読んでしまったような。「しかし人間、してやったことは忘れないが、してもらったことは本当忘れます」。なことはないだろ。080827-120