詩というのは、作者がいて、たとえば20行の完結した作品で、題名がついて、世間に発表します、という考え方だった。ところがこれは、ちょっとメディアの上で2、3行の言葉をつなげていくだけ。だから詩に対する考え方は革命的に違う。だけど、文学という考え方に立たないで、人と人との言葉によるつながりと考えると、むしろ詩よりもつながっていく可能性があるという感じですね。ここから何か新しいことが始まるかもしれません。

朝日新聞2008年10月2日、30面 つなげる 「生きる」瞬間 谷川俊太郎さんの詩にネット投稿 10ヵ月で4000件超 「コトバの波紋、面白い」谷川さん語る(署名記事:大井田ひろみ)

ミクシィに立ったトピックで広がり、本も生まれた、んだって。

引用はしたけれど、興味があるかというと、そんなではない。現に、そのサイトを見にいこうという気にならないし。つながるというのにも引っかかるんだけど、まあいいか。

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